ガーベラの特徴 1つの茎に対して1つの花がパッと開く、明るくて元気なイメージのガーベラ。 ガーベラのまっすぐ上を向く花姿は華やかで美しく、老若男女問わず人気のある花です。 また花の色も豊富で、好みに合ったカラーが見つけやすいのも人気の理由です。
ガーベラとは
ガーベラはキク科の多年草で、すらりと伸びた茎に鮮やかな花がついている姿は、見る人の心を明るくしてくれます。 また、ガーベラの葉は地際に集まって茂り、花茎だけが長く伸びて咲くすっきりとした草姿が特徴です。ガーデニングや切り花などでも幅広い人気があります。原種のヤメソニーは赤色で花弁が細く枚数も少ないですが、他のいくつかの原種との交配により毎年次々と新しい品種が誕生しています。 ガーベラは大きさが多様で、花の直径が3cm程度の小さな品種もあれば、直径12cm以上の大輪の品種もあります。
ガーベラの特徴
ガーベラは赤、ピンク、黄色、オレンジ、白、緑、紫から人工的に色付けをした虹色のガーベラもありますので花色はとても多彩です。ガーベラという花名もよく知られており、親しみやすい花として人気があります。
これらの素敵な花言葉もガーベラが人気を集める理由のひとつです。
気をつけるPOINT3
日当たり
ガーベラの栽培では、地植え、鉢植えどちらとも日当たりの良い場所が適しています。
ただ、高温多湿には弱いため30℃を超える夏場は直射日光を避けて明るい日陰に置くと良いでしょう。
水のやり方
ガーベラの原産地である南アフリカは、夏は雨が少なく涼しい気候で、冬は日の照る時間が長く温暖な気候です。そのため多湿に弱く、常に湿っている状態だと根腐れしやすくなります。一方で、水切れすると成長が止まります。
ガーベラの鉢植えに水やりをするときは、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが正しい方法です。ガーベラの根は太く、地中深くまで張ります。そのため、土の表面上が濡れる程度では、根までしっかりと水が届かず、水切れ状態となります。
また、鉢を水はけのよい状態にしておくことも重要です。水はけが悪くて常に湿っていると、根腐れを起こすため注意してください。鉢受け皿の水は溜めないようにしましょう。
肥料のやり方
植物は生きていくうえで、光、水、栄養が不可欠です。なかでも、ガーベラのように花を咲かせる植物は、開花の際に多くの栄養が必要になります。土耕栽培の植物は、土中のさまざまな栄養素を根から吸収していますが、含まれる栄養素は土によって千差万別。これは市販の培養土も同様です。
鉢植えの場合の与え方
鉢植えでは、植えつけ時に元肥として緩効性の粒状肥料を用います。鉢植えで使う土は、市販の草花用培養土で大丈夫です。この土に、あらかじめ緩効性肥料と苦土石灰を混ぜておきます。ただし、市販培養土はあらかじめ元肥を含んだ製品があるので、使用前によく確認してください。
追肥は開花期中に、リン酸の多い液体肥料を2週間に1回程度与えます。
地植えの場合の与え方
地植えは、植える場所の土に対して3割ほど腐葉土を混ぜ、元肥として緩効性の肥料をまくとよく育ちます。また、追肥は春と秋の開花時、株の周りに化成肥料をまきましょう。
ガーベラの育て方
ガーベラの発芽温度は20℃〜25℃で、4月中旬〜5月中旬頃が種まきに適しています。
また、中には寒さに弱い品種のものもあるため、種まきのタイミングには気をつけましょう。
種まきの方法
その為、地植えの場合直まきを避けてまずはポットなどにタネをまいて、苗に育ててから花壇に植え替えると良いでしょう。
植え替えの方法
ガーベラは3月中旬〜4月、9月中旬〜10月中旬の花が咲いていない時期に植え替えを行います。
植え替えをするときは、抜いた株の周りについている土を落としてから、ひと回り大きな鉢に移して植えます。このとき、太い根はなるべく傷めないように注意しましょう。植える際は深さに気をつけ、地際にある芽が土に埋まらないように行ってください。
ガーベラが枯れる原因・対策
ガーベラが枯れる原因1
- うどん粉病
- 灰色カビ病
予防対策
花がらや枯葉を見つけたら取り除き日当たりと風通しを良くしましょう。
また病気にかかっている箇所を見つけたら薬剤をまくか、その部分を切り取って取り除きます。
ガーベラが枯れる原因2
- 水のあげすぎ
- 水のあげなさすぎ
- 適さない時期に植え替えをした
- 直射日光にあてすぎ
- 日光が足らなすぎ
などの間違った育て方が原因となってガーベラのはが萎れてしまう場合があります。
予防対策
土が乾いたらたっぷりお水をあげます。
植え替えや植え付けの時期は春と秋。
耐寒性があり寒い冬でも屋外で管理可能ですが寒すぎるのは危険、霜があたらないような場所に移動させる。
最後に
今回は人気の高い定番の植物であるガーベラのご紹介をさせていただきました。
そんなガーベラですが、最近では花色が豊富で素敵な花言葉があるなどプレゼントやインテリアにもぴったりなお花なので是非育ててみてはいかがでしょうか。
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