カラフルかつ高級感のある見た目が人気なストロマンテ・トリオスター。育てる難易度もそれほど高くなく初心者におすすめの観葉植物の1つです。
本記事ではそんなストロマンテ・トリオスターの育て方や、注意すべきポイントについて解説していきます。
ストロマンテ・トリオスターとは
ストロマンテ・トリオスターとは、南米の熱帯雨林が原産の植物です。
ストロマンテ・トリオスターの特徴はなんといってもカラフルは葉っぱ。クリーム色、緑色、赤紫色の3色で構成されています。
ツンツンと立つような葉っぱであるため、とりわけ裏面の赤紫色は目立ち、この特徴に由来して日本では「ウラベニショウ」とも呼ばれています。
▼ストロマンテ・トリオスターの葉っぱの裏面。赤紫色があざやか。
その他、生態的な特徴として「就眠運動」というものを行います。これは夜になると自ら葉っぱを垂直に立てるように閉じていくというものです。就眠運動を行う理由には諸説ありますが、蒸散量を調整しているというものが有力です。
ストロマンテ・トリオスターの育て方
ストロマンテ・トリオスターの日常的な管理方法をご紹介します。
- 置き場所・日当たり
- 水やり
- 肥料
置き場所・日当たり
室内で育てる場合は「窓際の明るい場所」、屋外で育てる場合は「明るい日陰」におきましょう。
ただし、直射日光ががんがん当たるような場所だと葉焼けを起こしてしまうため、南側の窓際などに置く場合はレースカーテンなどで遮光をしてあげます。
また、ストロマンテ・トリオスターは南米の熱帯など暖かい地域に自生します。よって最低でも10℃以上を保つのが望ましいです。
屋外で育てている場合も、冬場は室内に取り込んであげるようにしましょう。室内でも夜〜明け方にかけては冷えますので、寝る前に窓際から離しておいてあげるのがおすすめです。
水やり
他の多くの観葉植物と同じく「土が乾いてからたっぷりと与える」が基本です。
お住まいの地域や使っている用土にもよりますが、おおむね夏場は3〜4日に1度、冬場は2〜3週間に1度の水やりに落ち着くと思われます。
しっかりと土中の水分量を確かめたい場合には、指をつっこんでみる他、以下のような水分計を使うのもおすすめです。
水やりの迷いがかなり軽減されます。
その他、水やり以外に毎日「葉水」をしてあげましょう。ただし、冬場は冷害の恐れもありますので、寒い時間は避けて日中〜夕方に葉水をしてあげるのがおすすめです。
肥料
肥料には大きく固形肥料と液体肥料の2種類があります。
固形肥料はゆっくりと効いていくため、1~2か月に1回のペースで、液体肥料は即効性が高いため1~2週間に1回のペースで与えてあげましょう。
筆者はめんどくさがりなので施肥回数が少なくて済む固形肥料を使っています。
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錠剤タイプの肥料をポンっと土の上に置くだけなので超らくちんです。
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